【2024年最新版】飲食店・飲食企業に転職したい!-中途採用面接でよく聞かれる質問の対策-
転職活動中の皆さんにとって苦手なことはありますか?
多くの方々は履歴書・職務経歴書を書くことや採用面接を挙げるかと思います。
特に、面接に関してはどんな質問がくるかもわからないですし、元々話すのが苦手だったり、緊張するタイプだと余計に不安になってしまうでしょう。
そこで今回は、飲食店を経営する企業で長年人事を務めていた筆者が飲食店・飲食企業の面接でよく聞かれる質問の対策についてお話しします。
飲食店の面接内容は一般的な面接とは少し違うこともあるので、この記事を読んでしっかりと準備をしましょう!
飲食店の面接で必ず押さえておきたい定番質問への対策
ここでは、面接官がほぼ間違いなく聞いてくるであろう質問を4つピックアップいたしました。
これらの質問に対して対策をしないと、内定を取るのは厳しくなるかもしれないくらい基本中の基本ですので、事前に準備をしましょう!
自己紹介
面接官も事前に履歴書・職務経歴書を確認はしていますが、ここではアナタ自身から聞くことにより、人柄や性格を判断していきます。
新卒採用の面接では面接官が履歴書を見ながら話を進めてくれることもありますが、中途採用の場合は稀なケースとなります。
そのため、アナタの口で直接自己紹介をしていく必要があります。
では、どう話していけばいいでしょうか。
オススメの話す順番と内容に関しては下記の通りです。
自己紹介の前に…
まず始める前に、「本日は面接のお時間いただきありがとうございます」と面接官に伝えてから始めると丁寧でしょう。
氏名
最初は名前からです。
名前を言わないで話し始める人が意外と多いですが、「はじめましての自己紹介なのに名前を言わないのは不自然」という考えがあれば、忘れることはないでしょう。
年齢
生年月日は特別言わずに「年齢は〇〇歳です」とだけ言えれば大丈夫かと思います。
住まい・最寄駅
住所は全て言う必要はなく、「(都道府県)の(市区町村)に住んでて、最寄駅は〇〇です」とだけ言えるといいでしょう。
学歴
新卒と違い、時間をかけて話す必要はないので最終学歴について簡単に話して、職歴の話へ進めるようにしましょう。
また、今住んでいるところが地元ではない場合はここのタイミングでお話しできるといいかもしれません。
職歴
中途採用の面接で自己紹介をすることがあれば、ここがメインといっても過言ではないでしょう。
職歴が2つ以上ある場合は
入ったきっかけ・理由→どんな仕事をしたか→何を学んだか→辞めた理由→入ったきっかけ・理由→どんな仕事をしたか→…と、いうように話していけるといいでしょう。
ここで注意していただきたいのが「時間配分」です。
職歴が2つ以上ある方ですと話す内容も多くなりますので、必然的に時間もかかります。
職歴をひとつずつ長く話してしまうと、聞いている面接官も疲れてしまい、「話が長いな…うまくまとめられない人なんだな…」と返って逆効果になることもあります。
そのためにはダラダラと話すことなく、なるべく端的に話せるといいでしょう。
たとえばですが、
〇〇調理師専門学校を卒業後、新卒で〇〇に入社しました。
入社したきっかけはインターンで、お客様を大切にしている姿勢とオーナー料理長の人柄に惹かれたからです。
ここでは調理業務を4年間しまして、お店の料理も一通りやっていました。
その中でお客様のために料理を作ることの難しさや、チームワークの大切さを学びました。
辞めてしまった理由はオーナーが高齢のためお店を畳む予定だった点と、自身のスキルアップを図るためです。
と、いうようになるべく要点をまとめて話せると、面接官もストレスなく話を聞くことができるでしょう。
また、話すのが苦手な方は事前に自身の職歴をひとつずつ見直しておきましょう。
見直しの方法としては、入ったきっかけ・理由、どんな仕事をしたか、何を学んだか、辞めた理由を思い出しながらメモをして整理していきます。
そこから、上記の例にならって話せるように練習をしておくといいでしょう。
転職したい理由
辞める理由に近いものもありますが、面接の時にはまだ在職中の方もいらっしゃると思いますので、転職したい理由であったり、どういったところで探しているかなどを話して、自己紹介は終わりです。
ここまで話し終えれば、最後に「本日はよろしくお願いいたします」と〆れば、自己紹介が終わったことも面接官に伝わり、スムーズに終えるでしょう。
自己紹介についての詳細確認
自己紹介が終わると、そのまま別の質問へ行くこともありますが、飲食店・飲食企業の人事はアナタのことを知ろうと、さらに深掘りしてくることがあります。
ここでは、よく深掘りして聞かれる質問について紹介いたします。
働いていた店舗について
店舗の場所もそうですが、席数や単価、お客様の層、店長経験のある方だったら売上やFLなんかも聞いてくることもあります。
この質問の意図はアナタがちゃんと覚えているかの確認だけでなく、働き方や数字の意識があるかも見ています。
自己紹介での準備で職歴を見直す機会があると思いますので、そのタイミングで働いていたお店の席数・単価・お客様の層くらいの情報は最低でも押さえておきましょう。
料理について
これに関しても飲食独特の質問内容ですね。
働いていたお店でどんな料理を出していたか、作り方を簡単に説明してみてなど、アナタのレベルを知るために具体的に聞いてきます。
成功・失敗体験
「働いていたところで、これはうまくいったな、または壁にぶつかったことなどあれば教えてください」と聞いてくるケースが多いですね。
面接官にもよりますが、どちらかというと成功エピソードばかりよりは、失敗からどう向き合って成功させたかというエピソードのほうが印象はいいかと思います。
志望動機
「どうしてここに入りたいと思いましたか?」「面接受けようと思った理由はなんですか?」などなど聞かれ方は様々ですが、面接で聞かれる質問ランキングでなら間違いなく1位をとると思われるのが、この志望動機です。
対策をしないこと自体が自殺行為といっても過言ではないので、志望動機に関しては時間をかけて準備をしましょう。
…とは言うものの、どう準備をしたらいいのかわからない方も多いでしょう。
ここで気を付けていただきたいのは、志望動機は「それならどこでも良いじゃん」と面接官に一蹴されないようなものを考えることです。
たとえば、
「住んでいるところから近かったから」
「今までのスキルを活かせると思ったからorスキルアップができると思ったから」
「ちゃんと休みが取れると求人に書いてあったから」
「〇〇から紹介されたので」
もし、こういった理由で志望動機を伝えたら
「住んでいるところから近いという理由だとしたら、アナタの住んでいるところなら他にも飲食店あるでしょう…?」
「スキルを活かせるorスキルアップができると言うなら、イタリアンのお店、ウチ以外にもあるでしょう…?」
「休みが取れるところもだし、ウチより休み多いところなんていっぱいあるでしょう…?」
「紹介されたから来たんなら、アナタの意志はないってことですか…?」
と、ガッカリしてしまう面接官が多いでしょう。
こういった志望動機こそが「それならどこでも良いじゃん」と一蹴されてしまうものになります。
では、どう考えていったらいいのか?
それは、「それならどこでも良いんじゃん」の逆説になりますが、「なるほど、ウチじゃなきゃダメなんだね!?」と、面接官が納得してくれるものを考えていくことです。
そういった志望動機を作るためには、アナタが受けるお店・企業のことをしっかり知っておく必要があります。
その中で飲食店・飲食企業の面接を受けるのであれば、事前にお店へ行って、料理を食べてみることは非常に大事です。
お店に行ったことがない、料理を食べたことがないのがわかってしまうと、そこまでウチに興味がないのかなと面接官には悪い印象を与えてしまいます。
しかしながら、事前にお店に行っておけば、現場の雰囲気やどんなスタッフが働いているのか、料理はどんなものを出していて、味はどうなのかなど、色々な情報が見つかると思います。
また、お店や企業のホームページを事前にちゃんと見ておくことも大事です。
有名な飲食店、複数店経営している企業であればホームページを作っていることがほとんどですので、その中で理念や社長の考え・メッセージなどを見て興味が出たところや、アナタ自身の価値観・考え方に共感できるものがあれば、そういったものを志望動機に取り入れていきます。
将来のビジョン
一般企業でも聞いてくるところは多いですが、飲食店・飲食企業の面接では特によく聞かれる質問のひとつといえるでしょう。
よく聞かれる理由の背景としては、飲食のお仕事をしている方でしたら一度は考えるといっても過言ではないのが、自分のお店を出すこと…そう、「独立」です。
飲食の世界では独立したい方が多いので、もはや「将来はどう考えてますか?」と言われるより、「独立はしたいですか?」と直球で聞いてくるとことも多かったりします。
独立したいというモチベーションが高い人を採用したいというようなところもありますが、全ての飲食店・企業がそれに当てはまるわけではありません。
採用する側の目線で考えた場合、独立するから2〜3年後に辞めてしまう人よりかは、ずっとここで働いてくれて中心になってくれそうな人の方が欲しいはずです。
そのため、これが正解です!とは言えませんが、将来のビジョンに関しては面接を受けているところでの将来のビジョンについてや、ここで長く勤めてキャリアを積んでいきたいアピールをしたほうが印象はいいかと思います。
具体的に話しますと、中途採用の場合は、飲食店で働いていた経験はありますが初めてのところで働くので、料理のレシピやハウスルールなどもわからない状態です。
そのためにまずは1日でも早く仕事を覚えて、お店の力になれるようにすることを伝えていくと、話のスタートが切りやすくなります。
そこから、新店の計画があるところなら立ち上げメンバーになりたいといった話や、複数店舗運営しているところなら何年後には統括職になりたいというキャリアについてのお話ができれば、ちゃんと考えているなと面接官にも伝わるかと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は転職活動において難関の「面接」のよく聞かれる質問についてお話ししていきました。
自己紹介・志望動機・将来のビジョンに関しての質問は本当によく聞かれるものになりますので、しっかり準備しておきましょうね!
しかしながら、面接についてまだまだわからないことだらけで、どう答えたらいいかやっぱりわからない…と思っている、そこのアナタ!
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著者プロフィール
小学6年生の時に某テレビ番組の取材で有名ホテル総料理長に出会い食の世界に魅了されて、中学2年生の時に海外派遣団に参加。シンガポール及びマレーシアへ訪れた際に海外の食を知る。高校1年生から単身カナダへ渡り世界の食に触れ、帰国後は飲食人としての人生をスタート。複数の飲食店でのアルバイトを経験し、新卒で居酒屋リーディングカンパニーの人事労務に勤める。上場及び未上場の飲食企業複数社にて、人事、新卒及び中途採用、教育、経営企画、株式上場などの責任者(部長・局長)を歴任。面接人数は8,000名以上、各専門学校にて就職ガイダンスの外部講師として講演活動も積極的に行っている。
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