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飲食のお仕事体験談
お酒の趣味がより深まってQOLが上がりました
大学生のころからお酒が大好きで、これまでいろんなお酒をたしなんできました。仕事ではお酒に関連したことをやりたいと考えていたので、バーテンダーを選びました。都内にあるひっそりとしたバーなのですが、ほかのバーにはおいていないようなお酒がたくさん並んでおり、お酒好きのわたしでも知らないような種類もありました。そのバーの店長からはこれまで知らなかったお酒の楽しみ方から料理との合わせ方を学ばせていただきました。これまで料理との相性という点でお酒を考えたことがなかったので、視野を大きく広げることができました。
外資系ホテル内のラウンジ＆バーにてバーテンダーとして働いていました。
バーテンダーとして働いてみて私の勤務先はホテル内にあったので忙しい職場ではありました。朝はオープン前の準備からその日につかうフルーツの準備やガニッシュを人数分仕込みます。昼になるとアフターヌーンティー用のコーヒー、紅茶作りをします。飲み放題の時間にはそのプラン限定のカクテルを作りますが30人分くらいを基本一人で担当します。その後落ち着いたら会員の方や宿泊客、ボトルキープのお客様がきて静かな落ち着いたバーになります。１日で３つの顔を見られるバーで働けるのはホテルの中にあるお客様の特権だと思います。ホテル内にあるのでカクテルや細かい作法はもちろんのこと、サービスや語学について各国の文化についても学ぶことができました。また人の顔や名前、好きな飲み物とかも覚えるので人よりも記憶力が上がりました。
世の中ホントに色んな人がいるのが見えてきます。
お酒に詳しくなれるとかカクテルが作れるようになるとかそういったことよりも何よりも、お客様との会話量が中々多いタイプのお店だったこともあり、世の中には老若男女色んな方がいらっしゃるんだと思えた経験の方が大きいです。基本的に話を聞くことが多いので、学校に通っているだけでは知らなかったような話を聞かせてもらえたのは面白かったです。居酒屋さんよりもお客様とお話をする機会が多く、深く関わることが多いので大変な反面ハマる人はハマると思います。そしてやはりなんだかんだ、覚えたカクテルは未だに作って飲んだり、ホームパーティーで見栄えのする簡単料理の盛り付けなどに経験は生きています。何より度胸がついて見識が広くなりました。