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バイトや派遣ではダメなのか?メリットは?-なぜ正社員雇用の方がいいのかまとめてみた-

「正社員はきつそう…」

「でもバイトだと将来が不安だ…」

アルバイトや派遣スタッフとして飲食店で働きながら、前述のようにこの先について考える人は多いかと思います。

働きぶりを認められて正社員の話をもちかけられたものの、社員の大変そうな様子を見ているので、簡単に受けられないと悩む人もいるでしょう。
しかしながらそうであっても、様々なメリットがあるからこそ正社員で働いている方が多いのです。

そこで今回は、正社員として働くメリットとデメリットを整理しましたので、将来のキャリアを考える参考にしていただけたらと思います。


正社員とバイトや派遣で働く人の現状

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2020年、企業などに雇われながら働く人々の数は、日本では約5973万人だそうです。

そのうち、約6割が正社員として働いています。
10年前と比較すると、正社員の人数は増えていますが、アルバイトやパートといった非正規雇用の人数も増加しています。

20代や30代では、約2割~3割の人が非正規雇用として働いています。
正社員ではなく、非正規雇用を選ぶ理由で多いのは「自分の都合のよい時間に働きたいから」「家事・育児・介護等と両立しやすいから」というもの。

バイトや派遣で働く人々の現状はさまざまですが、働く時間を選べたり、家庭や個人の事情との兼ね合いをつけやすい点がメリットといえるでしょう。


正社員で働くメリットとデメリット

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では、ここから本題に入りましょう。

バイトや派遣から正社員に変わる際、どのような点がメリット・デメリットとしてあるか見てみましょう。


正社員で働く6つのメリット


まずは、メリットから6つに分けて説明していきます。

デメリットよりメリットの方が多いので、ここの項目を読みながら前向きな気持ちになっていただけると幸いです。


給料面

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まず最初にあげられる点が、給料アップです。

バイトや派遣の多くは時給制です。
勤務時間の自由が利く半面、労働時間に応じて給与が変動する不安定さがあります。
働いている場所の経営状態が傾くと、シフトを減らされ給与が大幅ダウン、ということもあるでしょう。

もちろん、正社員の給与も会社の経営状態に左右されますが、平均値ではバイトや派遣スタッフよりも所得が多く、安定しているといえます。

たとえば、男性の正社員で一番多い年収は300万円~399万円ですが、非正規社員でみると100万円以下が最も割合の多い年収レンジとなっています。
また、企業にもよりますが賞与、つまりボーナスは正社員のみというところが多いです。

安定した稼ぎを考えるのであれば、まず正社員の道を検討するべきといえるでしょう。


社会保険


正社員となることで、雇用保険・健康保険・厚生年金といった社会保険の恩恵をより受けることができます。

こうした社会保険は労働時間や労働日数の条件を設定しており、パート・アルバイトで勤務時間が少ないと、対象になりません。
正社員の場合、勤め先の会社が社会保険の対象となっていれば、決められた労働時間を働くことで、多くの場合自動的に対象となります。

社会保険に加入していれば、失業しても失業手当がもらえたり、将来的にもらえる年金の金額も増えたりします。
万が一の場合、行政から受けられるサポートが多くなるのが正社員のメリットです。


福利厚生

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直接的な給与ではなくても、生活の支えとなる福利厚生も、正社員とパート・アルバイトで差が生まれる部分です。
おそらくですが正社員になる理由として、給与・社会保険とあわせて選ぶ大きなポイントのひとつかと思います。

近年、働き方の多様化に合わせて法律が整えられ、正社員と同様の権限や業務内容、労働条件で働いていれば、福利厚生の待遇も同じようにするべきという流れになっています。

しかし、企業が独自に設定する社員寮、家族手当や住宅手当、育児関連の福利厚生は、正社員のみを対象としている場合も多いです。

また、福利厚生の中には夏期休暇や年末年始休暇などの季節休も含まれるかと思います。
時給制のアルバイト雇用では休んでしまっては給料が発生しないので、この点も大きいかと思います。

こうした給与では見えない部分のサポートも、正社員になることで生活の安定につながります。


社会的地位

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家を購入したい、車を買いたい、クレジットカードを作りたい。
こうした場面で審査されるのが、個人の支払い能力です。
そしてそれは、社会的地位という安定性が反映されます。

正社員は、給与の安定という点で銀行でローンを組むハードルがバイト・派遣よりも低くなります。
収入が不安定なバイト・派遣の場合、クレジットカードの審査で落ちるケースもあります。

また、筆者としては偏見を持つのはどうかと思いますが、結婚する際に彼氏さん・彼女さんのご家族が「そのひとは正社員で働いているのかどうか」を気にされる方も少なくはありません。

こうした点から現在だけでなく、将来の安定を考えたとき、正社員が持つ社会的地位は大きな影響を及ぼすといえるでしょう。


スキルアップ

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正社員となると、任される仕事の幅が増え、スキルアップにつながります。
仕事内容の変化だけではなく、企業が用意する教育・研修を受けられる機会が多くなることも。

とある飲食店では、料理は人の口に入るものとして調理スタッフは正社員のみの構成で、アルバイトは調理はおろか食材にも触れさせないといったルールを設けているところがあるほどです。

また、派遣やアルバイトでいつも同じ業務しかしていない場合、働くモチベーションが下がったり、長く働き続けられるか不安になったりします。
正社員となることで、自らの仕事に自信が持て、働くやりがいを感じることができるでしょう。


キャリアアップ

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派遣・アルバイトでは得るのが難しいものとして挙げられるのが、「昇進」です。
長く働いていれば、昇給することはあっても、役職がつくのは正社員がほとんどです。
正社員として勤めれば、勤務年数が上がるにつれて、階級や給与も上がっていきます。

働く場所で培った経験が、自分の経歴に反映されていると実感できます。


正社員で働くときに考えたいデメリット

正社員はメリットだけしかないといいたいところですが、一方で正社員ならではのプレッシャーや負担も考える必要があります。

給与・安定・将来性が正社員で働くメリットですが、それを得るためには向きあうところもあるかと思います。

ここでは、正社員で働く中でデメリットとなりかねる点を挙げていきます。


転勤や異動がある


支店や支社がある企業は、正社員になることで転勤の対象になります。

また、家族がいる場合は転勤についていくかどうかという悩みもでます。
業務の幅が広がったとポジティブな側面もありますが、必ずしも本人の意向に沿う異動になるとは限りません。

とくに、シフト管理や教育といったマネジメントではなく、現場でお客さんと接するのが楽しい人にとっては、異動が離職のきっかけになることもあります。


残業が多くなる可能性もある


正社員となることで、残業が大幅に増える可能性があります。
残業代がついて所得が増える反面、身体的・精神的なストレスが増すデメリットも考えなければなりません。

仕事時間が増えるだけではなく、業務量が増え、所定労働時間内に終わらないという事態になるかもしれません。
そうなると、育児や介護など、両立するものがある人は、働く時間がどれくらいになるのか、続けていけるのかという点を検討する必要も出てくるかもしれません。


責任ある仕事が重荷になる


正社員の仕事がバイトや派遣よりも評価を得る一方で、ノルマなどプレッシャーも大きくなります。
店舗の売上が自身の成績に反映するとなれば、これまでのように楽しいだけで働くとは違う心持ちになるでしょう。

また、アルバイトや後輩社員の育成に関わる機会も多くなるかもしれません。
自分の仕事だけで完結していた働き方と異なり、影響範囲が広がるため、疲労を感じることも増えます。


飲食店の正社員はキツいといわれてしまう理由

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飲食店の正社員がキツいと嫌煙されるのは、こうしたデメリットを感じる場面が多いからと思われます。

店舗マネージャーが頻繁に変わったり、シフトの調整に苦労していたり、正社員の大変な働き方をバイトや派遣が間近に見てしまうのも、正社員登用をためらう理由になるでしょう。

ただし、飲食業界は現在大きな人手不足の問題に面しています。
ロボットなどの効率化を図りつつ、長く働いてくれる人材を必要としています。

そのため、会社によっては正社員の福利厚生を手厚くしたり、スキルアップの研修を充実させているところもあります。
ワークライフバランスに考慮した働き方ができるよう、育児サポートを整えたり、長時間労働を改めたりする企業も出てきています。

一概に飲食店の正社員はキツいと判断せず、会社ごとに正社員の働き方・福利厚生・キャリアアップなどを検討してみるといいでしょう。


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著者プロフィール
小学6年生の時に某テレビ番組の取材で有名ホテル総料理長に出会い食の世界に魅了されて、中学2年生の時に海外派遣団に参加。シンガポール及びマレーシアへ訪れた際に海外の食を知る。高校1年生から単身カナダへ渡り世界の食に触れ、帰国後は飲食人としての人生をスタート。複数の飲食店でのアルバイトを経験し、新卒で居酒屋リーディングカンパニーの人事労務に勤める。上場及び未上場の飲食企業複数社にて、人事、新卒及び中途採用、教育、経営企画、株式上場などの責任者(部長・局長)を歴任。面接人数は8,000名以上、各専門学校にて就職ガイダンスの外部講師として講演活動も積極的に行っている。

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