スマホはNG?対面との違いは?事前準備は?-オンライン面接(Web面接)の注意点をまとめてみた-
最近増えてきたオンライン面接(Web面接)。
家から面接を受けられるという手軽さがある反面、服装や面接を行う場所など通常の面接と違い戸惑うこともあるでしょう。
部屋の明るさやカメラの角度といった、ちょっとした事前準備が大切です。
ここでは、オンライン面接で好印象を与えるポイントを解説します。
オンライン面接(Web面接)とは?
オンライン面接(Web面接)とは、インターネットを介したビデオ通話機能を利用して行う面接のことです。
これまで、面接といえば対面が主流であり、オンライン面接は遠隔地にいる人とのみ行うというように使用場面が限られていました。
しかし昨今の社会情勢を受け、オンライン面接を取り入れる企業が増えています。
外出せずに受けられるオンライン面接は手軽である一方、安定したインターネットの通信環境が必要です。
さらに、カメラの明るさや角度が面接の印象に影響を与えます。
通常の対面面接での対策のように、志望理由や清潔感のある恰好はもちろんのこと、通信環境やツールのチェック、画面を介して話すことを考慮したコミュニケーション方法など、オンライン面接ならではの対策方法があります。
オンライン面接(Web面接)での準備と当日の注意点
相手に好印象を持ってもらい、スムーズにオンライン面接を終えるには、ポイントを押さえて準備することが大切です。
【準備編】と【当日編】にわけて、オンライン面接での注意点を見てみましょう。
【準備編】オンライン面接(Web面接)での6つの注意点
その1:オンライン面接ツールを事前に確認しておくこと
オンライン面接では、事前に先方から面接ツールを指定されるのが一般的です。
代表的のものとしては、ZoomやGoogle meet、Skypeがあります。
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[Zoom]
相手から送られてきたURLをクリックするだけで、オンライン面接に参加できます。
使用には、事前にアプリをインストールする必要があります。
[Google meet]
事前にGoogleアカウントを作成する必要があります。
面接担当者とそのアカウント(Gmailのアドレス)を共有しておき、招待を受けることでオンライン面接に参加できます。
PC以外のデバイスで行う際は、アプリのインストールが必要です。
[Skype]
従来はGoogle meetと同様、Skype IDを作成してオンライン面接に招待する方式でしたが、2021年1月からサインアップ・ダウンロード不要で使用できる「今すぐ会議」機能が追加されています。
その場合は、Zoomと同様に相手から送られてきたURLをクリックするだけでオンライン面接に参加できます。
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使用するツールや、こちらのデバイスによってアプリのインストールが必要であったり、アカウントの作成が必要であったりする場合があります。
そのため、必ず面接前にツールを起動するところまで確認しておきましょう。
また、アカウントを作成するタイプのツールでは、アカウント名やプロフィール画像にも注意が必要です。
仕事の面接にふさわしいものになっているのか、確認しましょう。
友人とのやりとりでニックネームを使用したり、趣味に関連したアイコンを使用する分には問題はない…ですが!!
面接はフォーマルな場所です。
アカウント名を本名に変えるなど、面接官に違和感を与えないよう更新しておきましょう。
その2:ディバイスはカメラがしっかりと映るものを選ぶ
オンライン面接では、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのディバイスを使用します。
その際、カメラ機能が内蔵されているか事前にチェックしておきましょう。
画面が大きいディバイスのほうが、面接官の顔をしっかり確認でき、こちらも安心感があります。
スマートフォンを使用する場合は、面接中にディバイスが倒れたりしないよう、手持ちではなく、スタンドなどで立ててしっかりと固定しましょう。
その3:周りの雑音や背景に注意すること
オンライン面接では、周りの雑音が入り込んだり、面接中の会話が周囲に聞こえるような場所は避けましょう。
自宅であれば個室を、外で行う際は不特定多数の人がいるカフェやコワーキングスペースを避け、一人になれるオンライン会議専用の個室を利用しましょう。
同居する家族がいる場合は、面接時間を伝えておき、その時間は静かにしてもらうよう協力を仰ぐ配慮も大切です。
また、写り込む背景にも気を配りましょう。
洋服ダンスや洗濯物など、プライベートが見えてしまう状態は面接にはふさわしくありません。
背面が壁の場所で行う、もしくは事前にオンライン通話で利用できる壁紙をダウンロードし設定しておくことをおすすめします。
その4:不必要なアプリの通知はオフにしておく
面接中、SNSの通知が画面に表示されると気が散るだけでなく、面接の雰囲気に悪影響を与えるかもしれません。
面接官との受け答えの最中に、アプリの通知音が鳴り響くことがないよう、使用するディバイスの通知設定を確認しておきましょう。
また、パソコンやタブレットでオンライン面接に参加しながら、手元にスマートフォンを置くのは要注意です。
マナーモードでも、バイブ音の振動が画面の向こうの相手に伝わることもあります。
電源を切るなど、通常の面接と同じように対応しておきましょう。
その5:安定した通信環境を選ぶ
オンライン面接では、なによりもまず安定した通信環境が大切です。
面接中、音声が途切れてしまう、画像が止まる、接続が切れる……こうしたトラブルが続いては面接も進みません。
自宅での通信環境に不安がある人は、事前にインターネット回線の速度テストを行っておくといいでしょう。
一般的には、20Mbps~50Mbpsぐらいの速度があればオンライン面接には問題ないとされています。
外出先でオンライン面接を受ける場合、公衆のフリーWi-Fiの利用を考える人もいるかもしれません。
こうした通信環境は、回線が混雑すると速度が遅くなったり切れてしまったりするなど不安定な場合があります。
また、公衆のフリーWi-Fiはネットのセキュリティという観点からも不安が残ります。
そのため、ビデオ会議用の個室があるコワーキングスペース等を利用するなど、より安定した通信環境を選ぶようにしましょう。
その6:マイク・カメラのテストをしておく
通常、ディバイスにはマイク機能があるので、特別にマイクを用意する必要はありません。
しかし、マイク付きイヤホンやヘッドセットは、相手の声が聞こえやすく、こちらの声も鮮明になるというメリットがあります。
状況に応じて、マイク付きイヤホンの購入を検討するとよいでしょう。
さらに、オンライン面接ではカメラの角度が大切です。
カメラが顔の下にあると、見下したようなアングルになります。
また、デバイスの上部中央以外の場所にカメラが内蔵されている場合、あなたは画面を見ていても面接官と視線が合わないなんてこともあります。
ですので、あなたの目線の高さとカメラのレンズが同じ位置になるよう事前に調整しておきましょう。
内蔵カメラでは位置が決まらないという場合は、外付けのカメラを購入するのも一つの方法です。
【当日編】オンライン面接(Web面接)での6つの注意点
その1:面接にふさわしい服装をしよう
たとえ自宅で受けるといっても、仕事の面接です。
面接にふさわしいスーツなど、通常の対面面接と同様に、相手に好印象を与える身だしなみを心がけましょう。
どうせ上半身しか見えないからと、下半身はパジャマやジャージで済ませてしまうのはご法度です。
こういうケースはなにかの拍子に、画面に映り込んでしまう可能性があります。
さらに面接終了後、カメラがオンになっておりだらしない恰好が見えてしまったというハプニングも。
身なりを整えることで、自分の気持ちを引き締まります。
画面越しだからといって、油断しないようにしましょう。
また、オンライン面接でのマスクは表情が見えないため、相手に不安感を与えてしまいます。
マスク着用が求められない空間で面接に挑みましょう。
その2:開始5分前にはログインしよう
オンライン面接へは、余裕を持ってアクセスしましょう。
ツールの起動に、思ったよりも時間がかかることもあります。
焦らないために、開始5分前にはログインしているのが理想的です。
相手がアクセスしていない場合は、黒い画面のままその旨が表示されるので、カメラ・マイクがオンの設定であることを確認し、対面面接の待ち時間と同様の気持ちで静かに過ごしましょう。
その3:画面ではなくカメラレンズをみよう
コミュニケーションでは、目線が合うことで相手に親近感を与えることができます。
オンライン面接において、目線は画像ではなくカメラのレンズです。
カメラレンズを相手の目と思い、なるべくそちらに視線を合わせる形で会話しましょう。
その4:はっきりゆっくり話し、大きめにリアクションしよう
画面越しのやりとりは、通常の会話とは少々異なります。
音と画質という、情報量が限定的になるため対面面接と同じ感覚ではうまく伝わらないことがあるかもしれません。
そのため、はっきりと声を張り、ゆっくりと話すことを意識しましょう。
また、口角は常に挙げておくのがポイントです。
無表情・無言のまま話を聞いていては、いくらあなたが熱意を持っていても、画面越しの相手には伝わりません。
面接官の話は、視線を合わせる形でうなずくなどのリアクションを送りましょう。
その5:メモは手元の紙にとろう
面接中、気になることがあれば手元に紙を用意しメモをとりましょう。
パソコンでオンライン面接をしながら、キーボードでメモを残すのは、面接官との視線がズレ、「話をきいていない」という印象を持たれるためやめましょう。
その6:必要書類はすぐ出せるよう準備しておこう
履歴書など、面接で必要になる書類は事前に準備しておきましょう。
印刷して手元に置いておくと、すぐに確認ができ安心です。
もし経歴や実績のポートフォリオが求められる職種であれば、事前にデータを先方に送って起きます。オンライン面接ツールで、画面共有の動作を確認しておくと、いざというときスムーズに対応できます。
接続が切れたURLにつながらない!オンライン面接のトラブル対応
指定されたURLにつながらなかったり、接続が突然切れてしまったりという、オンライン面接ならではのトラブルに見舞われることがあります。
その場合は、慌てずに落ち着いて対応しましょう。
接続を試みてもうまくいかない場合、すぐに先方の連絡先に電話をします。
そのため、相手の連絡先は事前にメモをして用意しておくとよいでしょう。
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著者プロフィール
小学6年生の時に某テレビ番組の取材で有名ホテル総料理長に出会い食の世界に魅了されて、中学2年生の時に海外派遣団に参加。シンガポール及びマレーシアへ訪れた際に海外の食を知る。高校1年生から単身カナダへ渡り世界の食に触れ、帰国後は飲食人としての人生をスタート。複数の飲食店でのアルバイトを経験し、新卒で居酒屋リーディングカンパニーの人事労務に勤める。上場及び未上場の飲食企業複数社にて、人事、新卒及び中途採用、教育、経営企画、株式上場などの責任者(部長・局長)を歴任。面接人数は8,000名以上、各専門学校にて就職ガイダンスの外部講師として講演活動も積極的に行っている。
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