【知らなきゃ損する！？】飲食店のチェーン店で働くメリット5つをご紹介！

飲食店は、和・洋・中以外にも、ファミリーレストランや回転寿司、
定食、お弁当、居酒屋、焼肉店など、いろんなジャンルのお店があります。

その種類はとても幅広く、その中でも大きく分けて
『チェーン店』と『個人経営のお店』があります。

"飲食店のチェーン店"と聞いた時、人それぞれ様々な印象を持つかと思いますが、
中には
「チェーン店って料理もお店も全部同じに見えて、どこか魅力を感じない・・・」
「チェーン店は料理も接客もなんとなく機械的な気がして抵抗がある・・・」

など、ネガティブなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、もしそのイメージだけに捉われているのであれば、とてももったいないです！

そこで今回は、飲食店のチェーン店で働くメリット5つをお伝えいたします！

こんな方にオススメ！
・個人経営の飲食店で働いているけど、チェーン店へ移ろうか悩んでいる方
・飲食未経験で飲食店のチェーン店に興味がある方
・飲食チェーン店の実情について知りたい方

この記事を読むことで得られるメリット
・飲食店のチェーン店で働くメリットを知れる
・飲食チェーン店の実情について知れる

チェーン店と個人経営のお店の違い

冒頭でもお伝えしたように、飲食店は大きくわけて
『チェーン店』と『個人経営のお店』の2つに分けられます。

チェーン店は、お店の外観、内装、店内の雰囲気、
働く方の服装（制服）や料理のメニューなど、
お店のコンセプトに統一感があるのが特徴的です。

また、お店の出店エリアが幅広いことが多く、
同じ企業であればどこの店舗に行っても
同じ空間や料理を提供しているのもチェーン店ならではです。

個人経営のお店は、お店の外観、内装は店舗によって異なり、
働く方の服装や提供する料理は、チェーン店と比べると
コンセプトを統一させるというよりも、店舗ごとの個性が出るような
自由度が高い傾向にあります。

チェーン店には3つの種類がある

『チェーン店』と一言で言っても、『チェーン店』は更に3つに分かれているのをご存じでしたか？

このあと1つずつお伝えします！

レギュラーチェーン

レギュラーチェーンは、主に『直営店』と呼ばれることが多く、
企業の本部が展開するお店のことです。

お店の運営にかかる資金の投資、お店で働く人を集める人材の確保、
お店の売上の管理も企業の本部が行ない、現場（お店）で働く方は
本部のスタッフと同じ扱いとなります。

フランチャイズチェーン

フランチャイズチェーンは、まず企業の本部と加盟店が別の資本になっています。

ここでいう企業の本部を『フランチャイザー』
企業の加盟店を『フランチャイジー』
と呼び、企業の加盟店で販売・提供する商品やサービス、
プロデュースなども企業の本部が行ないます。
加盟店は、本部のブランドを借りてお店を持てるのが特徴的です。

ボランタリーチェーン

ボランタリーチェーンは、独立している加盟店同士が集まり
チェーン展開をするお店のことです。

本部では、メーカーや卸などから商品を大量に仕入れることで
コストを削減できたり、食材の仕入れや物流などを
加盟店同士で助け合えるのが特徴的です。

飲食店のチェーン店で働くメリットは主に5つ

前述の通り、『チェーン店』は、ネガティブなイメージを
お持ちの方もいるかもしれませんが、個人店経験のある方の中には、
個人店のメリットはもちろん、デメリットも知った上で、
『個人店からチェーン店へ移りたい』という方もいます。

そこで、飲食店のチェーン店で働くメリットは、どんなものがあるのでしょうか？

労働環境が整っている

あなたもご存じかもしれませんが、飲食業界は『ブラック業界』と言われることが多いです。
実際に、ランチ営業とディナー営業両方行なっているお店であれば
必然的に労働時間が長くなってしまいます。

ですが、ここ数年では”働き方改革”が施行されたこともあり、
企業にはよりますが『完全週休2日』や『サービス残業がない』、
『賞与がある（業績賞与含む）』など、働きやすい環境作りに勤める傾向にあります。

とはいえ全ての企業がホワイト企業というわけでもないので
事前に情報収集が必要になるかと思います。

キャリアアップできる仕組みがある

飲食店のチェーン店では店舗展開をしている企業も多いです。
新しいお店が出店すると、その分ホールスタッフ・キッチンスタッフなどの
一般社員はもちろん、店舗を運営する店長が必要となります。

なので、企業によっては店長やマネージャー、エリアマネージャーなど
新しいポストが生まれやすく、『ポジションの上が詰まっていて
昇格ができない』といった状況も起きにくいと言えます。

キャリアチェンジできる仕組みがある

母体の企業が、和食・イタリアン・中華などひとつのブランドだけでなく
いろんなブランドを展開しているのであれば、他ジャンルの飲食店でスキルを
身に付けてそのまま他のブランドへ移ることも可能です。

個人経営のお店ではなかなかできないことなので、同じ企業にいながらも
転職活動をすることなくいろんな職種に挑戦できます。

福利厚生がしっかりしている

飲食店のチェーン店は有給休暇や、各種社会保険完備はもちろんのこと
交通費の支給、食事補助（まかない）、住宅手当や社員寮制度、家族手当、
社員旅行、人間ドッグなど、企業によってその種類は様々ですが、
福利厚生が充実しているように見受けられます。

そのため個人経営のお店に比べると安心して働くことができるでしょう。

業務マニュアルがあるため未経験者でも安心

飲食店のチェーン店では、しっかりとしたマニュアルがあることが多いので、
飲食業界が初めての方でも効率よく知識を身に付けスキルを磨くことができる
環境が整っていることが多いです。

チェーン店の特徴でもある『どこの店舗にいっても同じような空間と同じような接客』というのは、
このようにしっかりとマニュアル化されているからこそ実現でき、
マニュアルが明確であることで、業務を教わる側も、教える側もお互いスムーズに
研修を進めることができるのです。

飲食店のチェーン店ってどんな種類がある？

“飲食店のチェーン店”と言っても、その種類はとても幅が広いです。

なので、「そもそもどんなジャンルのお店があるんだろう・・」と
疑問に思う方もいるかと思います。

飲食店のチェーン店の特徴としては、
『お一人様、ご友人同士、恋人同士、ご家族など、お客様の幅が広く、
　どこの店舗へ行っても接客や料理に統一感がある』という点です。

それでは、ジャンル別に実際にあるお店をご紹介いたします！

＜ファミリーレストラン＞
お店の例：サイゼリア、ガスト、デニーズ、バーミヤン、ココス、
　　　　　ロイヤルホスト、ジョイフルなど

＜和食レストラン＞
お店の例：和食さと、夢庵、とんでん、華屋与兵衛、ばんとう太郎グループ、
　　　　　サガミ、マルエツなど

＜回転寿司・テイクアウトの寿司＞
お店の例：スシロー、すしざんまい、かっぱ寿司、小僧寿し、すし銚子丸、
　　　　　くら寿司、はま寿司、魚べい・元気寿司・千両など

＜ステーキ・ハンバーグ＞
お店の例：びっくりドンキ―、いきなり！ステーキ、ステーキ宮、
　　　　ビックボーイ、ペッパーランチ、つばめグリル、肉の万世など

＜居酒屋・焼き鳥屋・串カツ屋・串揚げ＞ お店の例：ワタミ・ミライザカ・三代目 鳥メロ、
　　　　　SANKO MARKETING FOODS・金の蔵・アカマル屋、
　　　　　オーイズミフーズ・くいもの屋「わん」、つぼ八
　　　　　鳥貴族、串カツ田中、やきとり大吉、など

＜焼肉店＞
お店の例：　焼肉きんぐ、牛角、安楽亭、焼肉ライク、情熱ホルモン、
　　　　　　牛繁、すたみな太郎、叙々苑、など

＜しゃぶしゃぶ、すき焼き＞
お店の例：木曽路＆グループ、しゃぶ葉、どん亭、かごの屋、など

＜中華、ラーメン、餃子、ちゃんぽん＞
お店の例：一風堂、らあめん花月嵐、幸楽苑、くるまやラーメン、
　　　　　丸源ラーメン、餃子の王将、大阪王将、リンガーハット、
　　　　　天下一品、喜多方ラーメン坂内、ラーメン山岡家、日高屋など

＜牛丼、天丼、海鮮丼などの丼もの＞
お店の例：松屋、吉野屋、すき家、天丼てんや、なか卯、丼丸、など

＜とんかつ、かつ丼＞
お店の例：かつや、松のや、かつ時、かつ太郎、かつ波奈、
　　　　　とんかつ和幸、とんかつ新宿さぼてん、とんかつまい泉、など

＜カレー＞
お店の例：カレーハウスCoCo壱番屋、カレーショップC＆C、ゴーゴーカレー、
　　　　チャンピオンカレー、日ノ屋カレー、マイカリー食堂、など

＜そば＞
お店の例：ゆで太郎、名代 富士そば、髙田屋、いろり庵きらく、そじ坊、
　　　　　箱根そば、そば処吉野屋、など

＜うどん＞
お店の例：丸亀製麺、はなまるうどん、九兵衛屋、讃岐製麺、
　　　　　山田うどん食堂、味の民芸、など

＜定食、食堂＞
お店の例：大戸屋、やよい軒、まいどおおきに食堂、半田屋、
　　　　　からあげ専門店 からやま、ザめしや・街かど屋、めしや食堂、など

＜お弁当、お惣菜＞
お店の例：ほっともっと、オリジン弁当、キッチンオリジン、ほっかほっか亭、
　　　　　じゃぱん亭、日本亭、など

＜お好み焼き、たこ焼き＞
お店の例：お好み焼き とん堀、築地銀だこ、じゃんぼ総本店、
　　　　　鶴橋風月、お好み焼本舗、たこ八、たこ焼道楽 わかな、など

どんな人が飲食店のチェーン店に向いている？

「飲食店のチェーン店のメリットや、どんなお店があるかは
なんとなくわかったけど、そもそもどんな人がチェーン店に向いているんだろう・・」
と、こんな疑問が浮かぶ方もいるのではないでしょうか。

では、実際に飲食店のチェーン店に向いている方の特徴をお伝えします！

接客や料理に携わりたいけど、プライベートも大切にしたい人

飲食店のチェーン店は、労働環境が整っているお店が多いです。
労働時間や休日、賞与や福利厚生など、企業にもよりますが
比較的、他の飲食店に比べて働きやすい傾向と言えます。

実際に、
「今まで個人経営のお店で働いていたけど、休みが少なくて体力的にきつい・・」
「結婚をして新しい家族ができ、チェーン店に転職したら家族との時間が増えた！」
など、飲食店で働きたいけど仕事以外の時間を大切にしたい方は向いてるかと思います。

飲食業界でキャリアアップしていきたい人

飲食店のチェーン店は、企業によっては店舗数が多かったり、
これから新店舗が増えていくなどポストが空くことが多いです。

そのため、一般社員として接客や調理の業務から始まり
副店長・副料理長、チーフ、店長・料理長やマネージャーなど
会社の中でどんどんキャリアを積んで、役職を上げていきたい方にはいいかと思います。

「上が詰まっていてずっと昇格できない・・」
「自分の実力や努力に見合ったポジションにつきたい！」
という方には合っているでしょう。

飲食未経験でこれから飲食業界で働きたい人

今まで飲食以外で働いてきたけど、今後飲食業界に興味のある方は
まずはチェーン店で働くことをオススメします。

なぜかというと、チェーン店は社員同士で共通する業務マニュアルが
明確にあることが多いからです。

未経験の方だと、右も左も分からないような状況の中で
仕事を覚えていくのは不安ですよね・・。
ですが、忠実にマニュアルに沿って業務に取り組むことで、
仕事を効率的に覚えることができ、しっかりと飲食店の基礎を学べるのです。

将来独立したい方はチェーン店で働くのもあり

飲食業界で働く方の中で、よくあるのが
「ゆくゆくは自分のお店を出したい！」
という、将来独立を考えているパターンです。

特に、個人経営のお店で働く方に多い印象で、
そういった方たちは接客スキルや調理技術を学ぶために
個人店を選ぶ傾向にあります。

しかし、個人店ではスキルアップはできますが、
人材育成や在庫・仕入れの管理、シフト作成、店舗の売上管理など
『お店のマネジメント』をしっかりと学べるお店は
なかなかないのが現実です。

そもそも飲食店を開業するためには、
お店のコンセプトを考えることから始まり、
どこにお店を出店するのか？物件探しや、資金の調達、
お店を作るための外装・内装設計、施工、
一緒に働くスタッフの手配など、
あなたの接客や調理のスキル以外に必要なものがたくさんあります。

チェーン店では、企業によっては新店立ち上げの機会も多く
そこで『お店をゼロから作る経験』や、『店舗を運営する力』のノウハウも
学びやすい環境のため、将来独立を考えている方は
チェーン店で働くのもありかと思います。

最後に

今回は、【知らなきゃ損する！？】飲食店のチェーン店で働くメリット5つ
についてお届けいたしました！

とはいえ
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