合同会社若槻

山陰の小京都・津和野、そしてたたら製鉄で栄えた雲南・吉田。二つの地域に深く根を下ろし、文化と歴史を未来へとつなぐ拠点として、私たちは「合同会社若槻」を立ち上げました。
津和野では、300年の歴史を持つ老舗「橋本本店」を再生し、宿泊・レストラン・酒蔵を融合させた複合施設へ。吉田では、築150年の旧庄屋屋敷を受け継ぎ、宿泊施設とローカルガストロノミー・レストランとして新たな命を吹き込みます。いずれも、単なる宿や食の場ではなく、その土地の記憶と想いを受け継ぐ「文化の器」として再構築しています。

単なる宿泊施設や飲食店ではなく、土地の記憶を継承し、地域の未来へと想いを紡ぐこと。それが私たち「合同会社若槻」の使命です。地域に根ざしながら、時代に合わせた挑戦を恐れず、一人ひとりの五感に残る体験をデザインしていきます。

合同会社若槻は、津和野・雲南という町の風景と文化に惹かれ、これらの地で新たな宿とレストランを立ち上げました。新規開業にあたって、オープニングスタッフとしてこの場を共に育ててくれる仲間を募集しています。

経験やスキルはもちろん大切ですが、それ以上に重視したいのは「この土地に真摯に向き合い、お客様にその魅力を伝えたい」という想いです。島根・山陰という地域を、自分の舞台として愛し、育てていきたいと願う方を歓迎します。

私たちが目指すのは、単なる宿泊やサービスの提供ではなく、“その地ならでは”の時間と体験を届けること。伝統的な接客や調理の型にとらわれず、自由に、感性やホスピタリティを活かしながら、お客様一人ひとりの特別な滞在を創り上げていただける方を求めています。

都会から離れた地でのチャレンジに、戸惑いや不安もあるかもしれません。でも、だからこそ、この場を一緒に育てていく楽しさと、やりがいがあります。小さな宿、小さなレストランだからこそ、自分のアイデアがそのまま空間や料理に息づきます。

地元出身の方も、Iターン・Uターン希望の方も、地方で新たなキャリアを築いていきたい方も歓迎です！

私たちがつくりたいのは、単なる宿やレストランではありません。悠久の時間が積み重なる津和野や奥出雲という場所を舞台に、人が土地と深く出会う体験を生み出したいと考えています。

料理では山陰の豊かな食材を活かし、伝統とモダンを自由に行き来する表現を目指します。そして、その料理を引き立てるのが、心のこもったサービスや滞在を通じたおもてなしです。歴史的建物を舞台に、空間や時間の設計にまでこだわり、五感を通して土地の魅力を感じていただける場をつくっています。

文化を継ぎ、自然と共にあり、土地の記憶と共鳴する——そんな「体験」そのものが、私たちの提供する価値です。スタッフ一人ひとりが空間や人との関わりに真摯に向き合いながら、お客様にとってかけがえのないひとときを紡いでいきます。